様々なブランドのメニューをデリバリーする新発想デリバリー
軽減税率を追い風に市場拡大が進むデリバリー業界。
デリバリー業界の基本ビジネスモデルと言えば、
マクドナルドや宅配ピザのように自社で宅配を行うか、
ウーバーイーツや出前館のように宅配サービスを利用して行うかになります。
前者の場合は、多額の投資とリソースが必要になるが、外部手数料等はかかりません。
後者の場合は、宅配用バイクなどの投資なくしてお手軽に始められる一方で手数料がかかるというデメリットがあります。
既存の飲食店の多くは、後者の方法で宅配事業参入するケースが多いです。
そんな宅配業界において、非常に面白いビジネスを展開しているのが「テガルデリバリー」です。
宅配ピザのように小規模の宅配専門(イートインも店舗によっては有)のお店を展開しています。
ユニークなのがそのお店で、様々なブランドのフードメニューを宅配していることです。
和牛ハンバーグ専門ブランドやローストビーフ丼専門ブランドなど、
展開するブランドは31ブランドになります。
フランチャイズ店は、これらブランドの中から自由にブランドを選択して、
お店を運営することができます。
現在直営15店舗、フランチャイズ36店舗を展開する成長企業です。
お店の規模はバイク駐車場含め10坪程度で済むため
FC加盟金含めても初期投資が1000万円以下で開業することができ、
モデル月商は350万円、営業利益10%ととなっています。
フランチャイズに加盟する側からすれば、
拡大市場に低投資で参入でき、商圏の規模や競合に合わせて
ブランドを自由に選択して展開できる点が非常にメリットあります。
宅配ピザの市場規模・店舗数を考えると、
今後もフランチャイズの増加とともに、ブランドの数も増加が見込まれ
さらなる規模拡大が期待できるビジネスではないでしょうか。