中小企業が持つ技術を結集させろ!ものづくり企業集団「由紀ホールディングス」
国内の企業の約99.7%が中小企業であり、その中小企業の技術が日本のモノづくりを支え、経済を支えてきた。
だが、今、その日本の中小企業に大廃業時代が訪れている。
中小企業の約3分の2は後継者が未定で、近年、休廃業に追い込まれた約半数は黒字廃業だった。
そんな中、技術はあるのに、後継ぎがいないために廃業に追い込まれる中小企業や技術はあるが資金繰り等で問題を抱えている中小企業をM&Aすることでグループ化し、モノづくり連合を作り上げ、成長を遂げる企業がある。
グループ会社11社、売上高69億円、従業員数300名を超えた「由紀ホールディングス」だ
http://yuki-holdings.jp/
豊富なM&A実績を活かした経営のシナジー効果や事業コラボレーションでグループ全体の成長を図るモノづくり集団だ。
率いるのは大坪正人社長。
2006年、当時経営危機に瀕していた株式会社由紀精密に入社し、電気電子業界で培った技術を活かし、開発部門を立ち上げ、航空宇宙医療関連へ参入。その結果10年間で売上4倍の急成長を達成した注目の経営者だ。
由紀ホールディングスは今後の成長戦略として、欧州系コンサルティング会社のローランド・ベルガーとの業務提携。
中小企業の技術力を「見える化」し、ローランド・ベルガーが販路を持つ大手企業とのマッチングや人材育成を図る。
高い技術力を持つ日本の中小企業連合が世界に大きなイノベーションを起こすのは、近い!