増加する訪日外国人をターゲットに急成長を遂げる会社「FREEPLUS」とは?!
日本へ訪れる外国人の数は2013年が1000万人。
それを2000万人にする目標を政府が掲げ、あっという間に2016年にその目標を突破。
現在、政府は、2020年4000万人、、2030年には6,000万人という目標を掲げ、訪日外国人増加を後押ししています。
そんな訪日外国人をターゲットにサービスを展開し、急成長を遂げている会社があります。
「FREEPLUS(フリープラス)」という会社をご存じですか。
https://www.freeplus.co.jp/
フリープラスは、日本の旅行商品を企画し、海外の旅行代理店に提供・販売しています。
また、訪日外国人をターゲットにしたホテルの運営宿泊施設の運営や訪日外国人を呼び込みたい地方のコンサルティングなどを行っております。
代表の須田氏が起業したのは2007年の22歳という若さ。
2010年に訪日旅行事業へ参入し、2011年度の売上高は1.2億円だったが、
訪日外国人の伸びと同じように右肩上がり成長を遂げ、
2019年度には、50億円の売上予想となっています。
取引のある海外旅行代理店は40ヵ国1,000社、年間で約4,000件の旅行を販売しています。
LCCのPeach Aviation株式会社が出資するなど他企業との協業も広がりを見せています。
また、この会社が注目を集めるのはその事業成長性だけでなく、組織体制にあります。
フリープラスの従業員は300名を超えており、また、正社員のうち45%が外国人だそうです。
この規模で、大変稀なティール組織体制をフリープラスはとっています。
「ティール組織」とは、フレデリック・ラルーが2014年に著書『Reinventing Organizations』で提唱した組織理論のことです。
彼は組織の進化を5過程に示しており、下から
1人の圧倒的なトップによって成り立つレッド組織、
軍隊のように階級制による上下組織統一が図れているアンバー組織、
ピラミッド型のヒエラルキー組織だが成果を挙げることで昇進できるオレンジ組織、
ボトムアップ式の意思決定が行われるグリーン組織、
そして、リーダーが存在せず、一人一人あ裁量権を持つティール組織
ティール組織の会社が日本でどのような成長を遂げるのか注目を集めているのです。
今後に注目です!
ちなみに、フリープラスの取り扱い団体旅行商品の約7割が東京箱根ルート( 関東 – 関東 )と、ゴールデンルート( 関東 – 関西, 関西 – 関東 )だそうです。
まだまだ地方に訪日外国人バブルが訪れるのはこれからのようですね。