「有料化」という逆転の発想で大人気のフリーマーケットとは
「掘り出し物が見つかるかも」「見る
メルカリなどのCtoCビジネスが市場拡大を図る一方で、昔ながらのフリーマーケットなんかはもう廃れていってしまっているのではないかと私も考えていた。
しかし、そんなことは全くなかった!
なんと、今の時代にあるフリーマーケットには3日間で5万人が集まるというのだ。
しかもこのフリーマーケットは入場料1000円がかかるというから驚きだ。
そのフリーマーケットの名前は。「東京蚤(のみ)の市」。
http://tokyonominoichi.com/2019_autumn/
普通お金を払うのは出店者のみで入場者がお金を払ってフリーマーケットに行くなんて発送思いつきもしなかった。
現在は、東京で年2回開催されており、3日間約200店が出店している。
手掛けるのは、雑貨店や飲食店の運営、イベントの主催や雑誌編集を担う「手紙社」。
東京蚤の市の特徴の一つに、公募がなく、運営スタッフがオファーする形をとっている。つまり、選ばれたお店・人だけが出店できるシステムになっている。
そうすることで世界観が統一された一つのテーマパークのようなフリーマーケットを作り出すことができるのだ。
「フリーマーケットって見ているだけでも楽しいよね」
これを軸にだったら世界観を作り上げ、その世界観に共感する人が見ているだけでも楽しくなる、そこの世界観を体感するだけでもお金を払う価値があると思ってもらえるフリーマーケットを作り上げているのだ。
ネット通販との競争が激化するリアル店舗にとって、重要なのはそこかもしれない。
あなたのお店はお金を払ってでも覗いてみたいと思わせる価値のあるお店だろうか。