板金業界に誕生した異端児ベンチャー企業「キャディ」
今回気になったのは板金業界に誕生した異端児ベンチャーの「CADDI(キャディ)」です。
ものづくりの業界は専門特化の分業制が当たり前で、
金属加工を行う板金加工はものづくりの生命線とも言える。
しかし、職人の世界でもあるが故に、
ライフサイクルは遅く、イノベーションが進まない業界の代表格だった。
そんな業界に突如現れたのが「キャディ」だ。
東京都墨田区に本社をおく同社は2018年に10億円の資金調達に成功した注目のベンチャー企業だ。
キャディの強みは「スピード」だ!
板金業界では、見積もりを出すのに
数日かかるのが当たり前だった。
それを2次元図面を出すだけで
最長2時間、最短7秒で出すのが売りだ。
企業はファブレス企業で、
協力会社と連携して、即座に見積り出しを行い、納期も早い。
そのスピードを武器に、全国で顧客拡大を広げている。
社長は東大出身で、
マッキンゼーに入社し、最年少マネージャーになったエリート。
目標も高く、3年後にアジアトップクラスの取引額300億円を目指すとしている。
スピードを武器に板金業界に新たな風を吹かせることができるか
今後に注目だ!